「世の中結局お金」に反論したい - ただの東大生のブログ

「世の中ってさ、結局金じゃね？」

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こんな風にわかったように斜に構えて言ってくるやつ、みなさんの周りにもいませんでした？

確かにお金は大事です。

お金がないと友達と遊んだり欲しいものを買ったり、生きていくことすらままならないでしょう。

でも、だからと言って「お金が全て」なのでしょうか？

決して僕は「愛が一番大事」とかそういうことが言いたいわけではないです。

貨幣経済の世の中でお金が大事とわかった上で、お金について考えてみたいんです。

そもそもお金はどのようにして生まれたのか？という問いはあまりにも自明でしょう。

この記事を読んでいるような方々は物々交換から貝殻などを使うようになってお金が生まれた、みたいな流れはご存知かと思います。

ここで注意すべきなのは、お金はあくまで物の代替手段として生まれたということです。

つまりお金そのものに価値が内在しているのではなく、お金は国家の信頼性などによって価値を与えられているものに過ぎないということです。

日本は現金主義と言われていますよね。

確かに現金を持つということの安心感というか、確かにお金を持っているという感覚は理解できます。

しかし、あなたが大切に握りしめている現金という紙切れは、本当に信頼できるものなのでしょうか？

それはビットコイン含めた仮想通貨を見ればよくわかります。

仮想通貨はよく投機の対象となるように、値動きが非常に激しいですよね。

儲かるかと思ってお金をつぎ込んでみたら大損した...なんてこともあるでしょう。

ここまでではないですが、通貨の価値が暴落してしまうことは日本円などの法定通貨でもありえます。

有名なのはジンバブエドルですね。

100兆ジンバブエドルなんてお札もあるくらい、ハイパーインフレが進んでしまっています。

日本はしっかりとした国家だから、日本円は信頼されているからと思うかもしれませんが、絶対ということはありません。

現金は安心とあぐらをかくのではなく、資産を不動産や株式など、様々な形で保有しておくことが理想ですよね。

ここまでの話で言いたかったのは、「お金は大切だが、あくまでツールの一つである」ということです。

本当に大事なのはお金を稼げる自分の能力や信用を育てることです。

ギャンブルや株の投機で大金を手にすることは確かに夢がありますが、それはあくまでお金が増えただけでしかなく、本当に大切なのは自分の価値を上げることなのです。

ほとんどのものをお金で買える世の中だからこそ、お金に溺れて本質を見失わないようにしたいですね。